春分の日に雪が積もりました。いやはや驚きです。
早いもので、来週から4月に突入です。
新年度を迎える会社も多いと思います。。
そこで、今回のメールマガジンでは、
機能的ドメインの再定義 をテーマに解説したいと思います。
実は先日開催したセミナーの参加者から「機能的ドメイン」ってなんですか?と
質問を頂いたこともあり、このテーマを選択しました。
皆楽経営を目指すとき、必ず会社として定義して欲しいと思います。
一番わかりやすく表現すると、「おたくの会社は何屋さんですか?」と聞かれたとしましょう。
その答えが「機能的ドメイン」です。
経営学では、ドメインの機能的定義と表現しています。
ドメインとは、本来、範囲や領土、領域などの意味なんだけど、経営では、企業が事業活動を行う「事業領域」と考えられています。つまり、どのフィールドで事業を展開するか?ということです。
簡単にいうと、「おたくの会社は何屋さんですか?」と聞かれた時の答えがドメインと考えるのだが、それを、製品やサービスそのものでなく、製品やサービスが「どのような機能を提供するか」という視点に立って考えればよい。
では、読者の皆さん、考えてみて下さい。
「おたくの会社は何屋さんですか?」
多くの場合、「ウチは製造業です」「建設業です」「小売業です」と答えると思う。
確かにそうなんだけど、これは機能的ドメインではなく物理的ドメインと呼ばれている。「製品やサービス」を中心に考えるのが物理的ドメインであり、建物を建てるから、建設業 モノを作りから、製造業という感じになる。
今回の質問は「機能的ドメイン」は?だったので、
あなたの会社の製品やサービスが「どのような機能を提供するか」と考えて欲しい
つまり、「モノ」のではなく、「コト」や「顧客のメリット」から考えるんです。
もしくは、これからのミライに対してどのような機能を果たすべきか?と、考えるものワクワクしてきます。
例をあげると分かりやすいので、紹介しましょう
代表的な事例として有名なのは、アメリカの鉄道会社の例です。セオドア・レビットというハーバード大学の教授の研究です。
鉄道会社ですから、物理的ドメインは「鉄道事業」なわけです。
アメリカの鉄道会社は「鉄道」に拘ってしまい、線路・車両など鉄道事業の枠内での
差別化を模索したものの,旅客や貨物等の市場が拡大する中で,トラック,バス,航空機等
に顧客を奪われ,衰退産業になってしまった。
機能的ドメインとして「輸送事業」くわしく言うと、「ヒトとモノを安全に運ぶ」という
機能に着目していれば、事業展開が変わったと言われています。
これは、鉄道事業を顧客の視点に立って、考えればいいだけです。つまり、鉄道会社が果たすべき役割を考えればよかったわけです。鉄道に拘らず、輸送全般に機能を求めていたら、バスや航空機の運航と連携するなどの事業を展開することもできたのではないか?とされています。
日本では、阪急電鉄や東急電鉄は、機能的ドメインを再定義することで成功したと考えられます。単なる鉄道ではなく、「乗客の暮らしを豊かにする」と考えたわけですね。
魚屋さんは メタボ対策業
印刷業 は 販促支援業
住宅建設業 は 快適空間提供業
コンサル業 は ワクワク働く支援業
みたいな感じです。
機能的ドメインは、顧客の視点で考えることが早道なので、時代と共に変化させるべきなのです。ここが大事なところです。アメリカの鉄道事業もここを見誤ったから衰退したわけです。
鉄道しかなかった時代は良かったが、自動車、トラック、航空機が開発され普及した。その時に「ドメインチェンジ」をしていればよかったわけです。
日本の阪急電鉄や東急電鉄は、上手く、ドメインチェンジをして成功を収めたのです
あなたの会社の機能的ドメインが今の時代の顧客ニーズや市場ニーズにマッチしているか?
点検をして欲しいし、
これから考える会社は、今の時代のニーズや顧客の気付いていない潜在ニーズにも目を向けて欲しいと思います。潜在ニーズとは、顧客が気付いていない、言語化していないニーズのことです。
あればいいな。こんな風になればいいな、と、うっすら考えているニーズです。
新商品を開発するときは、潜在ニーズから考えたりします。
話を戻そう。
こうやって機能的ドメインを時代のニーズにあわせて変化させていく
経営理念は不変
経営目的は時代と共に変化させる。
これは今までの連載で解説してきましたが、経営理念と経営目的をより具体化させて定義する。それが機能的ドメインなんです。これを定義することで、社員のベクトルが合うし、狙いとしている事業が明確になる。新たな発想もどんどん生まれてくるようになるのです。
3ケ年計画や中期計画(5年)をつくる時に検討することが多いですが、毎年チェックをしても良いと思います。
是非、実践してみて下さい。
今日はこの辺で。。。
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関わる人々がワクワク楽しむ
将来に向けても楽しくワクワクする
そんな組織や会社にするのが、皆楽経営です
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